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大規模修繕工事の全体スケジュールについて

今回は、大規模修繕工事の主なスケジュールについてお話ししたいと思います。

大規模修繕工事の全体スケジュールは、準備から工事の実施まで約2年かかります。 それは、皆さまの想像以上に成すべきことが多くあるからです。

中でも重要な 3 つのポイントを説明します。

1.大規模修繕の目的を明確にする

その目的は、マンション全体の安全性の確保、資産価値の維持、製品関連耐用年数をできるだけ延ばすのか。建物の現状を把握した上で、実施する工事はどこに重きを置くとよいのか。組合員の合意を得るためにも目的を明確にしてください。

2.組合員の合意を得る

大規模修繕は、組合員の財産を守るために行うもの。 そのため組合員の合意を得ることは絶対条件。工事の実施は総会で決定しますが、 そのための検討事項や決議内容はその都度、組合員に周知させる必要があります。

3.工事費用を確保する

工事費は修繕積立金の範囲内で済ませたいもの。しかし、過去に作成された 長期修繕計画書の修繕積立金と、建物の現状を照らし合わせるとズレが生じることがほとんど。修繕積立金では足りない場合、一時金の徴収や借入により工事費用を確保する必要があることも視野に入れてください。

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